
この選手は父、叔父が元競輪選手で
中学生の頃から自転車競技をやっており、
自然と競輪選手を目指すこととなった。
学生時代にはインターハイの1kmTTで準優勝しており、
ナショナルチームとしての活動も目覚ましく
ジュニアの世界選手権ではチームスプリントで8位入賞している。
競輪学校在学時は、
実力はあるものの同期の強豪達と
足並みを揃える所まではいけずにいた。
デビューしてからも勝ちきれないという状態が続いていた。
それでもたゆまぬ努力の末、昨年は4度の優勝を掲げ
今年からS級班として活躍している。
今記念では更に強くなった姿を見せて欲しい。
▼久保田泰弘選手のプライベート情報
今、ノリに乗っている山口の
若手衆の一人である久保田泰弘選手。
最近、本当に強くなったと言われることが
多くなってきているこの男だがその裏には
やはり、清水裕友選手、宮本隼輔選手らの影響は大きかった。
二人とは幼い頃から同じ自転車教室に通っていた為、
本当に兄のような存在で早く追いつきたいという気持ちが
最近の躍進に繋がっているみたいだ。
大きな舞台で山口3車を見る日も遠くはないかも知れない。
そんな久保田泰弘選手の武器は「自在性」だ。
若い選手にも関わらずなんでも出来るという印象を受ける。
元同業者から見ても決め脚さえ鍛えれば
一気にトップ選手の仲間入り出来る逸材だ。