
いわき金杯争奪戦(GⅢ)
今日最終日を迎えるいわき金杯争奪戦。
昨日の準決勝を振り返ってみよう。
10Rでは大波乱が起きた。
どのラインからきてもおかしくない
3分戦だったこのレース。
大槻寛徳選手、渡邊一成選手、
浅井康太選手の実力選手が落車し、
渡邊雄太選手の3番手だった武井大介選手が
追い込みを掛け1着で50万車券が出た。
24日の記事で武井大介選手の
追い込みは波乱を起こしそうだと書いている。
伸びを見ると調子はかなり良いので
決勝でも期待して良いだろう。
11Rでは本線とされていた清水裕友選手が
スピードに乗れずに不発に終わった。
東北の豪脚、山崎芳仁選手が豪快な捲りを決めた。
鈴木竜士選手は抜け目なく2着となった。
12Rでは東北ラインが強さを見せた。
高橋晋也選手が主導権を握ると
そのまま東北ラインで上位独占。
最後は番手の佐藤慎太郎選手が交わした。
佐藤選手は地元開催なのでなんとしてでも
勝ちたいだろう。
悲願の凱旋優勝に期待だ。
それではさっそく、
いわき金杯争奪戦の予想をしていこう。
▼いわき平競輪 (1/26)「GⅢいわき金杯争奪戦」【11R】S級特秀[15:50]
レース展開は3分戦である。
注目は中四国ラインだ。
今記念ピリッとしていない
清水裕友選手が最終日に良い走りをするだろう。
3分戦なので清水選手の立ち回りの巧さを駆使した
捲りを放ち別線を一蹴するか。
番手には連携実績豊富な
橋本強選手がピタリと追走。
3番手の松岡貴久選手までのズブズブも一考。
対抗は近畿ラインだ。
中井俊亮選手が主導権を取ると
援護役の稲垣裕之選手が仕事をするか。
その様な形にできると逆転あり。
横山尚則選手の一発も。
BKBが狙う買い目はコレだ!
【11R】3連単6点勝負
1着 25
2着 25
3着 137
▼いわき平競輪 (1/26)「GⅢいわき金杯争奪戦」【12R】S級決勝[16:30]
レース展開は2分戦である。
注目は東北ラインだ。
東北勢5車での結束で
東北ラインから必ず優勝者を
出すという気持ちが十二分に伝わってくる。
連日素晴らしい程の走りを見せている
高橋晋也選手が主導権を握ると、
番手の山崎芳仁選手、佐藤慎太郎選手が
好機で抜け出すだろう。
実質はこの2人の一騎討ち。
近況の走りでは2人共良い成績だが、
インや隙間を突く巧さが光る佐藤選手が交わすか。
対抗は南関ラインだ。
南関ラインの前受け
小原太樹選手の仕掛け所で
全てが決まってしまうと言っても過言ではないだけに、
動向に注目だ。
良い位置を取れると3番手だが中井大介選手が
必ず突っ込んでくるだろう。
初日、3日目共に素晴らしい追い込みを
見せている事を頭の片隅に置いておいてくれ。
鈴木竜士選手は単騎だが一発は侮れない。
BKBが狙う買い目はコレだ!
【12R】3連単6点勝負
1着 15
2着 15
3着 346
▼いわき平競輪場 最終日(1/26)「いわき金杯争奪戦」【注目選手】はコイツだ!
12R S級決勝

武井大介選手
この選手は学生時代から自転車競技をやっており、
短距離選手としてきた経緯から競輪界を自然と目指すようになった。
アマチュア時代の実績は、
選抜自転車競技大会1kmT.T準優勝
国民体育大会1kmT.T第3位
全日本アマチュア自転車競技大会1kmT.T第3位など
数々の全国大会で表彰台に登壇してきた。
競輪学校在学時には、
競争訓練で1着入着回数62回を誇り、
TT種目だけではないという所を見せつけて、
在校成績5位で卒業。
デビューしてからも、
デビュー戦でいきなり完全優勝を決めて、
華々しいデビューを飾った。
それからも成長著しくS級最前線で戦ってきた。
今年、S級2班に降格するも、今開催では絶好調。
決勝の走りにも期待したい。