
この選手は学生時代から自転車競技をやっており、
短距離選手としてきた経緯から競輪界を自然と目指すようになった。
アマチュア時代の実績は、
選抜自転車競技大会1kmT.T準優勝
国民体育大会1kmT.T第3位
全日本アマチュア自転車競技大会1kmT.T第3位など
数々の全国大会で表彰台に登壇してきた。
競輪学校在学時には、
競争訓練で1着入着回数62回を誇り、
TT種目だけではないという所を見せつけて、
在校成績5位で卒業。
デビューしてからも、
デビュー戦でいきなり完全優勝を決めて、
華々しいデビューを飾った。
それからも成長著しくS級最前線で戦ってきた。
今年、S級2班に降格するも、今開催では絶好調。
決勝の走りにも期待したい。
▼武井大介選手のプライベート情報
あの百獣の王・武井壮と従兄でも、
知られている武井大介選手。
学びに対する貪欲さは血筋なのか、
この男もまた、学ぶ事を辞めない。
弟子である野口裕史選手がヤンググランプリに
出た際に「勝ってこい」と伝えたにも関わらず
先行策敢行したことに素直に凄いと感じたと話す。
それに付け加え佐藤慎太郎選手が追い込みで、
グランプリ制覇する姿も影響は多かったらしく
最近の好調には様々な要因があるみたいだ。
そんな武井大介選手の武器は「差し脚」だ。
数多くのグレードレースで培ってきた経験が生み出す
ゴール前の飛び出しタイミングは競輪界でもトップクラス。
元同業者の俺から見ても、
圧巻の飛び出しに声を漏らすことが度々ある程だ。