
この選手は学生時代から
自転車競技をやっていた経緯から
競輪界を目指し選手となった。
アマチュア時代には
インターハイ個人タイムトライアル優勝、
国体団体追抜き優勝、
全日本学生選手権チームロードレース優勝、
など数多くの全国大会で優勝を飾り、
中長距離として全国に名を馳せた。
競輪学校在学時には、
中距離選手らしからぬスピードを見せて、
競争訓練で同期の短距離選手たちと肩を並べる以上の走りで、
在校成績10位で卒業。
デビューしてからも
積極的な走りで着実に力を着けて、
S級最前線で現在も活躍する。
今回の開催ではS級1班としての
底力を発揮してほしい。
▼根本哲吏選手のプライベート情報
明治大学出身でスポーツだけではなく
知性も兼ね備えている根本哲吏選手。
以前学生時代のチームロードレース優勝の時には
同郷で同大学の後輩である守澤太志選手と共に
地元秋田県で優勝を果たしている。
これだけロード選手として活躍していた、
この男が競輪選手になる事を決意した時には
ロード界にも激震が走った。
そんな決意を間近で見ていた、守澤太志選手の進路にも
影響を与えたのは間違いないだろう。
そんな根本哲吏選手の武器は「捲り」だ。
ロード選手時代に培った強烈な地脚を
活かしたロングスパートは競輪界でもトップクラスの領域だ。
あの地脚は中々見に着くものではないと
業界内での評価は高い。