元競輪選手が語る「松本貴治」のこぼれ話|競輪レース情報と選手秘話

この選手は学生時代から
短距離選手として活躍していた選手だ。

アマチュア時代には
国民体育大会のチームスプリント優勝、
国民体育大会の１ｋｍＴＴ優勝、
インカレのケイリン種目優勝、
など数多くの大会で優勝を納め、
その他表彰台、入賞経験も数え切れないほどある。

競輪学校在学時には、
ゴールデンキャップも獲得し、
競走訓練でも積極策を敢行しつつも、
在校成績9位に着けた。

デビューしてからも
デビュー戦で完全優勝を果たし、
昨年末にはヤンググランプリも制した。

今開催では、そろそろ勝ちに行くレースを
見せてもいいのではないだろうか。

期待して見たい。

▼松本貴治選手のプライベート情報

“笑わない男“という通り名が付くほど、
笑わない事で有名な松本貴治選手。

この男が笑わないのは、
「単に愛想が悪い」「面白いと思っていない」
など一切そういう事ではなく、
「今の自分に満足できない」という
至極プロフェッショナルな思考からである。

どれだけ勝利を飾っても、
この男から出てくるのは反省の言葉ばかりだ。

しかし、完全に実力で勝ち取った、
ヤンググランプリの表彰台で見せた笑顔は
ファンを更に魅了したに違いない。

そんな松本貴治選手の武器は「先行力」だ。

勢いある若手の中でも先行に
人一倍強いこだわりを見せているが、
その地脚は競輪界でも5本の指に入るだろう.

今後の競輪界には間違いなく欠かせない
重要人物と言われるほどその評価は高い。