
今日3日目を迎える豊橋競輪GⅠ読売新聞社杯全日本選抜競輪。
昨日のレースを振り返ってみよう。
8Rでは東北ラインの
菅田壱道選手が中団の好位置を
確保すると捲りを放ち、
番手の大槻寛徳選手とワンツーフィニッシュ。
非常に抜け目ない走りだった。
11Rでは新山響平選手が
主導権を握る形となった。
番手の佐藤慎太郎選手は
絶好の機会だったが、
3番手の位置を確保した
岩本俊介選手が追い込みを見せ1着。
その番手の諸橋愛選手は
しっかりと追走して入着。
岩本選手の状態はかなり良いだろう。
12Rでは松浦悠士選手、清水裕友選手の
ラインが本線という下馬評だったが
志願して前を回った松浦選手が
前団の平原康多選手に激しく絡まれ
その番手の清水選手も前へ出られず不発に終わった。
まさに競輪というレースだった。
そこを南関勢、郡司浩平選手、和田健太郎選手が
鋭く突っ込みワンツーフィニッシュとなった。
上記の選手達の今日の走りに注目だ。
それではさっそく、
読売新聞社杯全日本選抜競輪の予想をしていこう。
▼豊橋競輪 (2/10)「GⅠ読売新聞社杯全日本選抜競輪」【11R】S級準決勝[15:50]
レース展開は4分戦である。
注目は中四国ラインだ。
宮本隼輔選手が
同期の松井宏佑選手を叩く様に
積極的に前々に踏んでいくだろう。
そうなると番手の松浦悠士選手が
好機で抜け出すだろう。
番手に回った松浦選手の走りは
非常に巧みなので信頼して良いだろう。
3番手の井上昌己選手がしっかりと追走。
対抗は南関ラインだ。
豪脚が持ち味の松井宏佑選手が
後方からガツンと仕掛けるだろう。
前団には手強い番手選手が多いので
巧く壁を乗り越えられると逆転あり。
番手の和田健太郎選手が追い込みを見せる。
菅田壱道選手–佐藤慎太郎選手の東北ライン。
鈴木竜士選手–諸橋愛選手の関東ライン。
など激戦必須だ。
鈴木選手が自在な走りで浮上できると
勝負師諸橋選手が追い込み一発も一考。
BKBが狙う買い目はコレだ!
【11R】3連単6点勝負
1着 25
2着 25
3着 189
▼豊橋競輪 (2/10)「GⅠ読売新聞社杯全日本選抜競輪」【12R】S級準決勝[16:30]
レース展開はコマ切れ戦である。
注目は関東ラインだ。
安定感のある平原康多選手が
オールラウンダーらしくコマ切れ戦を制するだろう。
吉澤純平選手とは連携経験もあるので、
巧みな走りに注目だ。
対抗は南関ラインだ。
かなり動きの良い岩本俊介選手が
主導権を握る事ができると
番手の郡司浩平選手が縦脚を見せる。
原田研太朗選手の大外捲り。
小松崎大地選手のシャープな捲りも侮れない。
小松崎選手が浮上できると
番手の大槻寛徳選手が追い込みを見せる。
BKBが狙う買い目はコレだ!
【12R】3連単6点勝負
1着 39
2着 39
3着 258
▼豊橋競輪場 3日目(2/10)「読売新聞社杯全日本選抜競輪」【注目選手】はコイツだ!
12R S級準決勝

小松崎大地選手
この選手は学生時代は
野球に打ち込んでいたが、
競輪界に転向してきた選手だ。
自転車に乗り始めて間も無く、
力試しで出た国民体育大会では、
ケイリン種目で準優勝を果たした。
そもそも国体に出るだけでも、
普通の人なら苦労する所だろう。
競輪学校在学時には、
経験者も多い同期達に果敢なレース組み立てで挑み、
在校成績はそこまで伸びることはなかったが、
記録会ではその同期達と肩を並べる以上の成績で
しのぎ合っていた。
デビュー後もS級班まで、
特昇しており、その勝負強さは折り紙つき。
今回の開催でも既に2勝しており、
調子は上々だ。
今日のレースにも期待したい。