
この選手は学生時代から
自転車競技をやっており、
そこから競輪選手を目指す様になった。
アマチュア時代には、
国民体育大会1kmTTで7位入賞の経験を持ち、
短距離選手として活躍していた。
競輪学校在学時には、
得意のTTでは全体的に好記録で
競走訓練でも果敢なレースへの姿勢を見せた。
デビューしてからも
デビュー戦では優勝は逃すも、
変わらず積極的な動きを見せ大器の片鱗を示した。
それから昨年11月にはデビュー2年たらずで、
S級班へ昇格を決めて、
今回初の記念レースに挑む。
自身の持ち味を活かしたレースに期待したい。
▼ 眞杉匠選手のプライベート情報
徹底先行で人気を博している眞杉匠選手。
今のレーススタイルが確立した
裏には、出身校の先輩であり、同期でもある
坂井洋選手の存在があった。
圧倒的強さとカリスマ性で
スター街道まっしぐらの坂井の存在は、
眞杉匠選手とって希望の光そのものだった。
坂井は面倒見もよく普段から一緒に練習を
見てくれるらしく、そうやって親交を深める内に、
いつか自分もこうなりたいと思う様になったらしい。
その中でも自分なりの強さを追い求め、
坂井とは違うレーススタイルに取り組んでいる所に、
彼も一人のプロである事を再認識させられる。
そんな眞杉匠選手の武器は「先行力」だ。
プロになって更に磨きのかかった
先行策にはこれからの可能性を感じずにはいられない。
周りの若手からも、
本当に強くなったと、同期からの評価も高い。