
今日最終日を迎える静岡競輪GⅢたちあおい賞争奪戦。
昨日の準決勝を振り返ってみよう。
10Rでは根本哲吏選手が
ぶん回し東北勢を引っ張る形となった。
ホームからは高橋和也選手が、
浅井康太選手らを引っ張り浮上。
浅井選手が3番手の好位置に付け
最終コーナーで東北勢を交わした。
あの様な走りができる浅井選手は
非常に状態が良いだろう。
一方で東北勢は勝ち上がりはしたものの
少し物足りない結果となった。
11Rでは渡邊雄太選手が地元の意地を見せた。
得意のペース掛けで主導権を握ると、
そのまま押し切った。
別線を一蹴できる脚を持っているので、
前団に位置付けると流石の走りを展開する。
決勝では勝ちに行くシャープな走りをするだろう。
12Rでは郡司浩平選手がSSの脚を
見せ付ける走りを披露した。
ホーム付近から豪快に仕掛け
そのまま押し切るという圧倒的な走りだった。
番手の松坂洋平選手は好調なので
しっかりと2着入着。
番手絶好で差せないという事は、
それだけ郡司選手の脚がキレている証だ。
地元地区から優勝者が出るのか、
それとも波乱が起きるのか。
それではさっそく、
たちあおい賞争奪戦の予想をしていこう。
▼静岡競輪 (2/24)「GⅢたちあおい賞争奪戦」【10R】S級特秀[15:19]
レース展開は3分戦である。
注目は九州ラインだ。
立ち回りの巧い中本匠栄選手が
中団を確保すると、
番手の園田匠選手が差し脚を発揮する。
2人共決して不調な訳ではないので、
最終日勝って締めるだろう。
対抗は中四国ラインだ。
竹内翼選手が主導権を握るだろう。
主導権を握れずにこのまま来ているので、
今日は前々に踏んでくるか。
そうなると番手の香川雄介選手が台頭するだろう。
BKBが狙う買い目はコレだ!
【10R】3連単6点勝負
1着 29
2着 29
3着 178
▼静岡競輪 (2/24)「GⅢたちあおい賞争奪戦」【12R】S級決勝[16:35]
レース展開は3分戦である。
注目は南関ラインだ。
南関勢が4車結束で優勝者を出すだろう。
前を回る渡邊雄太選手は
必ず主導権を握るだろう。
この並びだとガツンと得意の走りを見せるだろう。
そうなると番手の郡司浩平選手が、
好機で抜け出し優勝を手にするだろう。
郡司選手の脚はずば抜けているだけに
圧倒的な南関の走りに期待だ。
3番手の岡村潤選手、4番手の松坂洋平選手は
しっかりと追走して仕事を全うするだろう。
ゴール前のもがき合いには注目だ。
対抗は中近ラインだ。
ここまで連勝で満点の走りで
勝ち上がってきた浅井康太選手の一発も。
仕掛け所では逆転も一考。
番手の志智俊夫選手は追走できるか。
北日本勢は小松崎大地選手が
前々に踏めると佐藤慎太郎選手の台頭もある。
厚い南関ラインの壁を他ラインが崩す事ができるか。
BKBが狙う買い目はコレだ!
【12R】3連単6点勝負
1着 59
2着 59
3着 138
▼ 静岡競輪場 最終日(2/24)「たちあおい賞争奪戦」【注目選手】はコイツだ!
12R S級決勝

志智俊夫選手
この選手は学生時代から
自転車競技をやっており、
その時からすでに全国トップ選手として活躍していた。
アマチュアの頃は
国体、インターハイ共に
4km団体追い抜きで準優勝しており
中距離選手として全国に名を馳せていた。
競輪学校在学時は、
中距離選手としての強地脚を
競争訓練では果敢な先行策として発揮して
1kmTTでは好タイムとして発揮した。
プロデビューしてからは
中距離選手が短距離選手に移行する
間の低迷は短く適性の高さを現し、
現在では通算500勝を誇る選手だ。
今回の決勝では連携相性抜群の
浅井康太選手の番手からの一撃に期待している。