
この選手は学生時代から
自転車競技をやっており、
その時からすでに全国トップ選手として活躍していた。
アマチュアの頃は
国体、インターハイ共に
4km団体追い抜きで準優勝しており
中距離選手として全国に名を馳せていた。
競輪学校在学時は、
中距離選手としての強地脚を
競争訓練では果敢な先行策として発揮して
1kmTTでは好タイムとして発揮した。
プロデビューしてからは
中距離選手が短距離選手に移行する
間の低迷は短く適性の高さを現し、
現在では通算500勝を誇る選手だ。
今回の決勝では連携相性抜群の
浅井康太選手の番手からの一撃に期待している。
▼ 志智俊夫選手のプライベート情報
自転車をこよなく愛している事で
業界内でも有名な志智俊夫選手。
それがキッカケで地元大垣にも
自身が主催する大垣レーシングという
レーシングチームも抱えている。
そういった活動も功を奏して
競輪ファンのみならず、
トラック競技ファンやロードレーサーファンなどにも
認知されており、業界内でファン層はトップクラスに広い。
自身としても全盛期は過ぎていることから
「競輪」を広める事にも注力しており、
業界を背負って活動している。
そんな志智俊夫選手の武器は「差し脚」だ。
通算500勝選手まで
キャリアを押し上げたのは、
歴戦の経験で培った差し脚があってこそだ。
全盛期が過ぎたといっても
重賞クラスの決勝に未だに上がってくる
底力は業界内でも高く評価されている。