
元競輪選手であるBKBのガチ予想はコチラ!
・優勝賞金
・京王閣競輪場の特徴
2 京王閣競輪G1日本選手権 初日のレース展望・注目選手
・初日1R一次予選の注目は取鳥雄吾選手!
・初日2R一次予選の注目は渡邉雄太選手!
・初日4R一次予選の注目は長島大介選手!
目次
1 京王閣競輪G1日本選手権とは
その歴史は古く、昭和24年・大阪住之江競輪場にさかのぼる。
当時は春と秋の2回、東西の競輪場で交互に開催する「全国争覇競輪」として開催されたものが起源である。
第57回の静岡競輪場での開催以降は、出場選手は賞金獲得額の上位から選考される形となり現在に至る。競輪のグレード制施行により、最上位の「GP」グレードが与えられた「KEIRINグランプリ」が登場してからは、同レースが「別格」のレースとして他の公営競技同様にその年の頂点を決めるグランプリレースとして人気を博したが、年末のお祭り的な要素も大きい。
他方、日本選手権競輪は、全国から選出された最高の選手が最高の地位を争う最も権威のあるレースと位置づけられ、競輪選手誰もがそのタイトル獲得を目標としている。
GIである日本選手権競輪がどのグレードレースよりも高額な賞金を与えられることは、日本選手権競輪が持つ誇り高き威厳を現しているにほかならない。
また、競輪ファンの間では「競輪ダービー」とも呼ばれ、実力日本一決定戦として親しまれている。
引用https://keiokaku.com/derby75/
上記の通り、日本選手権とは間違いなく競輪選手が一番欲しいタイトルだ。
俺が現役の時はこの大会に出走できてやっと、一流の競輪選手であると認められていた。
今年の日本一になるのは誰かと、選手・関係者・ファン全員が大注目の大会である。
●優勝賞金
優勝賞金は6206万円と、G3レースと比べても桁が違う。
日本選手権に出走できるかで、かなり獲得賞金額に差が出るのは間違いないだろう。
3日目の12Rに開催される、ガールズケイリンコレクションの優勝賞金は215万円だ。
●歴代優勝者
引用http://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/report/graderace/derby/2019/winner_data/winner.html
2017年 | 2018年 | 2019年 |
三谷竜生選手 | 三谷竜生選手 | 脇本雄太選手 |
昨年は新型コロナウイルスの影響により、開催が中止されてしまった。
2年ぶりの開催となるため、心待ちにしている方も多い事だろう。
前回大会を優勝した脇本雄太選手は、出走しないため連覇を果たせる選手はいない。
連覇経験がある三谷竜生選手だが、現在の調子を見ると優勝は難しいだろう。
そのため誰が優勝できるか、非常に楽しみである。
●京王閣競輪場の特徴

見なし直線距離 | 51.5m |
---|---|
センター部路面傾斜 | 32°10′34″ |
直線部路面傾斜 | 2°51′44″ |
ホーム幅員 | 10.3m |
バック幅員 | 9.0m |
センター幅員 | 7.5m |
直線の長さは普通。カントは若干ゆるい感じ。コーナーにクセが無く走りやすいが、道路を挟み河川敷があるため、風向きの変化が生じやすい。
引用http://keirin.jp/pc/jyoguide?jocd=27
京王閣競輪場は風の影響次第で、仕掛けるタイミングを変えなければいけない。
特に1コーナーから2コーナーにかけて影響を受けるため、先行選手はホームでトップスピードを出せないと叩かれる可能性は高いな。
ビッグレースには度々使われているバンクのため、経験豊富なベテラン選手や地元選手が有利だろう。
2 京王閣競輪G1日本選手権 初日のレース展望・注目選手
初日に行われる一次予選の中から、元競輪選手である俺が注目するレースを3つ注目選手と共に紹介しよう。
●初日1R一次予選の注目は取鳥雄吾選手!
引用http://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/report/GIII/61tamano/2020/report_3.html
前場所の小倉F1で優勝した、取鳥雄吾選手が主導権を握るだろう。
競輪界屈指のスピードを持つ町田太我選手に離れることなく追走し、番手捲りを決めたレースは圧巻だった。
取鳥雄吾選手をマークする阿竹智史選手は、大会オープニングレースで1着を取るチャンスだ。
●初日2R一次予選の注目は渡邉雄太選手!
引用http://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/report/graderace/allstar/H29/report_1.html
渡邉雄太選手は前場所の函館F1を優勝し、良いモチベーションで日本選手権に挑むはずだ。
カカリ良いときの自力は、別線にとって脅威になること間違いない。
渡邉雄太選手をマークする松坂洋平選手は実力ある選手のため、ワンツーを狙いたい。
●初日4R一次予選の注目は長島大介選手!
引用http://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/report/GIII/34kawasaki/H29/report_4.html
地元の宇都宮競輪で優勝を飾り、日本選手権に挑む長島大介選手。
先行力が高く、主導権を握る可能性は十分ある。
番手には大ベテランの武田豊樹選手が付くため、どこまで突っ張ることができるか注目だ。
前回の日本選手権展望はコチラ!
前回大会ではナショナルチームや、S班を注目選手として挙げていた。