
2002年に武雄競輪でデビュー。
デビューレースにて1着を取った。
同年の佐世保競輪で初優勝も飾る。
二日目が2着になってしまって
完全優勝とは成らなかったが
早期的にも競輪の実力があると証明した選手だ。
翌年2003年にS級に昇格した。
そこからはS級1班と2班を行ったり来たりして
上がり下がりはあるが
しっかりと価値を取ることはできている選手。
特に強い選手の番手に回っときは注意するといいだろう。
最後の直線での差し込みで
注目選手を負かすこと多数あり
まさか!と思えるレースには岩津裕介選手がいる。
16年にはオールスター競輪で本命に村上義弘を最後に破って
見事1着を取りGⅠ制覇もしている。
他のタイトルは取れていないのでラッキーパンチか?
と思われているが
これが岩津裕介選手の持ち味といえる。
また17年から安定感のある走りをしておりS級1班を
ずっと走っている。
今年はまFⅠ出の優勝1回のみだが
今回地区内あっせんではしっかりと
期待できる走りをしてくれるはずだ。
▼岩津裕介選手のプライベート情報
陸上競技と野球をこなしていた過去がある。
高校の野球部では主将をこなしており
リーダーシップも持ち合わせている選手だ。
実は競輪学校へは一度適正試験で落ちて
技能試験に切り替えて合格している
高校野球の主将時代にも後輩への
配慮を欠かさずしていたそうで
同県の後輩選手が成績や気持ちが落ち込んでいるときは
フォローをしている姿を目にする機会がある。
超1流選手というわけではないが
しっかりとプロ選手として
後進育成も視野に入れて活動しているので
選手達からは好感度が高いのは事実。
そこは優しく声かけるたり叱咤激励と
ケースバイケースで立ち回っているので
岡山に属する競輪選手からは
良い先輩として信頼されている。
レースにおいても番手の仕事をきっかり
熟したうえで最後に差し込むので
抜かれたときはかなり悔しい気持ちになることも
多々あるがそれはプロスポーツ選手の洗礼ということで
納得して欲しい。