
開催初日となるGⅠ高松宮記念杯競輪。
4月の静岡GⅠ日本選手権競輪が新型コロナウイルスの影響で
開催中止となったため
2月のGⅠ全日本選抜競輪以来4カ月振りのGⅠ開催となる。
S級S班の9名が勢ぞろいした今年初のレースでもある。
だが高松宮記念杯競輪は東西分かれて争うため
グランプリのような集結レースは無いので注意だ。
またグレードがGⅠなので
年末のKEIRINグランプリの出場権を奪いある大会でもある。
優勝すれば自動的にグランプリ出場権を得ることが出来るため
是が非でも選手たちは優勝をしたいはずだ。
GⅡや記念競輪のGⅢとは打って変わった
ガチのレースが開催されるとあっては
競輪ファンたちは待ち遠しかっただろう。
それでは初日の高松宮記念杯競輪を予想していこう。
▼和歌山競輪 (6/18)「GⅠ高松宮記念杯競輪」【11R】S級東特選[15:55]
東の特選レースだ。
7新田祐大選手は今年初レースとなる。
19年グランプリ覇者の1佐藤慎太郎選手と
ワンツーを考えたいはず。
だがナショナルリーグの競技に専念しているので
競輪のルールーで一瞬でも手間取る事を考慮すると
実力だけを見て軸にするのは危険だ。
競走得点のトップの3郡司浩平選手だが
ナショナルリーグの4松井宏佑選手という好目標を得たことで
自慢のまくりが決まりやすくなったか。
ただ手綱が4松井宏佑選手次第なところもあるので
過度な期待は禁物だ。
今回珍しく前受を2平原康太選手が担当している。
関東選手で4車ラインを率いるが4車ラインの為
重くならないかが心配だ。
とは言え前も後ろも走れる自在選手なので
中団を制圧して番手選手に捌かせることが出来れば
上位着順を制圧することが出来るはずだ。
BKBが狙う買い目はコレだ!
【11R】3連単10点勝負
1着 23
2着 237
3着 147
▼和歌山競輪 (6/18)「GⅠ高松宮記念杯競輪」【12R】S級西特選[16:35]
西の特選レースだ。
ナショナルチームの5脇本雄太選手も今回競輪初出走となる。
だが不安材料は一切ない。
元S班の6三谷竜生選手と1村上博幸選手を連れて先行する。
ラインが千切れる心配はライン選手的にもない。
むしろ圧倒的に有利な布陣と言える。
5脇本雄太選手が圧倒的なスピードで逃げ切りを図るはずだ。
対抗大本命なのはS班コンビで好連携を何度も熟している。
7清水裕友選手と9松浦悠士選手だろう。
とは言えこのこの二人に関して言えば
7清水裕友選手がGⅠ優勝済みで
9松浦悠士選手は賞金ランキングすでにダントツ。
賞金ランキングトップとは言え
優勝をしておけばグランプリに専念できる。
単騎を選択した2浅井康太選手は
競輪1の自在選手。
ラインの隙を突くなり身軽にレース展開に
併せて走る事が出来る。
実力拮抗のこのレースでは
その立ち位置は有利に運ぶはずだ。
BKBの予想した買い目はコレ!
【12R】3連単8点勝負
1着 59
2着 59
3着 1267
▼和歌山競輪場 (6/18)「GⅠ高松宮記念杯競輪」【注目選手】はコイツだ!
11R S級東特選

郡司浩平選手
2011年に川崎競輪でデビュー。
デビュー戦は2着で二日目に初勝利を飾った。
初優勝は意外にも遅く5か月後に完全優勝を飾っている。
S級に上がったのは2年後の13年。
競輪学校では10位で卒業しており
期待はされていたがスピード出世ではなかった。
だがS級に上がってからは成績はうなぎ登りで
19年にS班に仲間入りし
初めての夢のグランプリに出場した。
GⅡでの優勝は17年のウィナーズカップと
19年の共同通信社杯競輪のみ。
GⅠでの勝率はイマイチだが
S班に上り詰めるほど成長した
郡司浩平選手はまだ29歳。
これから経験値も含めて
成長著しい域に入る。
20年もグランプリ選出圏内にいるので
連続出場を期待したい。