
2009年に玉野競輪でデビュー。
初日は6着と振るわなかったが二日目三日目で
1着を取っている。
S級には2年に昇格して防府記念の
最終日9R(S級エボリューション)の
カーボンフレームのオリンピック仕様のレースで
ナショナルチームでの経験を活かしてS級初優勝を飾る。
競輪選手ではあるのだが
ナショナルチームに10年間所属している。
メインはナショナルチームでの活動。
そのため競輪選手としては11年経つが
通算200勝を更新したのは19年。
競輪選手としいてデビューする前から
競技に命を懸けて活動していた。
脇本雄太選手や新田祐大選手といった
競輪選手でトップメンバーに
負けず劣らず走り続けていた。
自転車競技ではラインがなく
自力で逃げるのがセオリーな戦法なので
競輪でも逃げきるレーススタイルだ。
▼河端朋之のプライベート情報
ナショナルチームの歴が長い
中心人物的選手。
選手の中では年長者でもあるため
精神的な部分でもしっかりとフォローできる
人の良さを持ち合わせている。
とは言え14年のロンドンオリンピック選手には選ばれず
今回東京オリンピックの代表にも選ばれず苦い
経験もしている。
今回日本代表に選出されなかったため
ナショナルチームの引退を明言した。
監督であるブノワには
ナショナルチームが世界を制すキッカケをくれた
原点的な選手。
河端朋之選手がメダルを持ち帰ってこなければ
ナショナルチームは
世界トップに目をやっていなかった。
と今のナショナルチームが
河端朋之選手ありきであったと語っている。
ナショナルチームの引退をしたが
まだ競輪残っていることを意識して欲しい。
人生の中心点だった自転車競技は潰えてしまったが
競輪という居場所はまだ残っており
35歳で活躍できるチャンスはまだ残っている。
今回GⅠ出場で準決賞まで勝ち上がっている
彼の活躍を期待したい