
目次
1 オールスター優勝!
先日に終了したばかりの、オールスター競輪を優勝した古性優作選手について紹介していこう。
今年は準決勝を1度も外しておらず、安定した成績を残しているぞ。
最近では先行・捲り主体の組み立てから、差しの決まり手も増えていて戦法の幅を広げている選手だ。
●個人プロフィール
氏名(漢字) | 古性 優作 |
氏名(カナ) | コショウ ユウサク |
都道府県 | 大 阪 |
生年月日 | 1991/02/22 |
年齢 | 30歳 |
古性優作選手は、今年30歳を迎えた大阪府の選手だ。
主に同地区選手の前で自力を発揮する選手だが、後輩の番手を追走するレースも少なくない。
毎年、あと1歩というところで逃してきたG1タイトルを、デビューから10年目にしてようやく掴み取ったな。
●競輪プロフィール
最近の級班履歴
S級1班 | 2016/01/01 |
S級2班 | 2015/07/01 |
S級1班 | 2015/01/01 |
こぼれ情報
ホームバンク | 関西サイクルスポーツセンター |
競輪学校順位 | 34位 |
期別 | 100期 |
2011年にデビューした100期生で、関西サイクルスポーツセンターをホームバンクに置く選手だ。
関西サイクルスポーツセンターは、アミューズメント施設の中に位置している。
BMXでも先輩にあたる稲川翔選手と練習することもあり、岸和田競輪場で練習することもあるそうだぞ。
100期の選手には、窓場千加頼選手や同県の神田紘輔選手など、縦横と俊敏に動ける選手が多い!
競輪学校の環境や練習仲間の影響で、自由自在にキレキレな動きを身につけることができたのかもしれないな。
●記念レース紹介
開催初日 | 開催初日 | レース |
デビュー | 2011/07/04 | 岸和田F2 |
A級初優勝 | 2011/07/06 | 岸和田F2 |
S級初優勝 | 2014/11/24 | 松戸F1 |
特別競輪 初優勝 |
2021/08/15 | いわき平G1 |
デビューから3年でS級初優勝と、今のイケイケな若手選手に比べて少し時間がかかってしまったな。
しかし、下積みが長かったことで、安定した成績を残す選手に成長してG1初優勝に手が届いたのだろう。
激しいレースをすることも多いため、怪我には気を付けながらKEIRINグランプリに向けて調子を上げてほしい。
2 選手のレース情報
古性優作選手が最近出走したレースの中から、俺が印象に残ったレースを2つ紹介しよう。
G3福井記念●
決勝で古性優作選手は近畿4車での並びとなった決勝だったが、本命には郡司浩平選手が推されていた。
しかし、最終バックで郡司浩平選手をあっさりと乗り越えて、追撃を許さず優勝を決めたぞ。
ラインで決めることができなかったレース内容を悔いていたが、古性優作選手が調子を上げるきっかけとなっただろう。
自分が有利な状況で、他の選手が本命に推されるのはとても悔しいが、余計に燃えることもできるんだよな...
G1オールスター競輪●
引用第64回オールスター競輪(GI) (keirin.jp)
初日となったオリオン賞では、果敢に先行した寺崎浩平選手を追走して、直線で差し切り1着でスタートを切った。
2日目には、南潤選手の番手から捲り上げたが、後方から追い込んできた柴崎淳選手に差されて2着に。
大雨の中行われたシャイニングスター賞では、最終バックで捲って粘り1着を勝ち取った!
準決勝では、東北勢の3番手を奪ったものの、新田祐大選手の先行に苦戦してしまい3着だったな。
決勝は脇本雄太選手の先行をピッタリとマークして、直線で追い込みをかけて優勝を決めたぞ!
開催を振り返れば、全てのレースで入着していて、大きいイベントレースでは1着を積み上げていたな。
5日間で4,823万円もの賞金を稼いでいて、羨ましい気持ちでいっぱいだな...
●今年のレース結果
レース | 優勝 | 勝率 | 入着率 |
G1 | 1回 | 19.6% | 46.4% |
G2 | 0回 | 20.0% | 45.4% |
G3 | 6回 | 28.9% | 58.9% |
どのグレードのレースでも、入着率は50%前後の数字を誇っていることを知っていれば、予想も楽になるかもしれないな。
勝率が少し実力と伴っていない気もするため、今後はレースの主役となる走りを徹底してほしい!
記念競輪での優勝は数年ぶりとなったが、G1タイトルを獲得したことで今後の大会にも期待が高まるぞ!
3 プライベート情報
●結婚している?
2019年に、元女優の渡辺貴実花さんと結婚しているぞ!
夫婦円満な家庭だからこそ、G1タイトルに繋がっているのかもしれないな。
古性優作選手には羨ましいことばかりだ...
●気になる年収は?
2018年から2020年まで、4775万円・4911万円・4829万円と、毎年5000万円弱を稼ぐ選手だ!
獲得賞金ランキングは10位から15位の間が多く、惜しくもKEIRINグランプリを逃してきた。
しかし、今年は現時点で8700万円以上を稼いで全体の3位と、G1タイトルで一気にのし上がったな。
●競輪選手になるまで
古性優作選手は、BMXという自転車競技をしていた選手だ。
過去には、3年連続で日本チャンピオンになった経歴もあるぞ!
競輪学校には適性試験で合格した選手で、身体能力が非常に高い。
4 グランプリ優勝に期待!
オールスター競輪を優勝した古性優作選手が、どういった選手なのか知っていただけただろうか。
念願のG1タイトルを手に入れると同時に、初のKEIRINグランプリに挑戦することが決まった。
悲願を達成したばかりではあるが、新たな戦いに向けて怪我無く調整してほしいところだ。