
佐々木則幸選手
この選手は中学生の頃から
やっていたサッカーから心機一転
競輪の道を志した。
競輪学校に入学してから
その才覚は如実に現れた。
競争訓練では経験の浅さを
もろともせず上位入着を重ね
在好成績9位とトップクラスで卒業。
デビューしてからも持ち前の
レースセンスでS級戦線まで駆け上がり
今では15年以上S級1班で戦い続けている。
今回の決勝は地元での開催なので
狙うは地元優勝だけだろう。
▼佐々木則幸選手のプライベート情報
競輪界きってのタフな男として知られる
佐々木則幸選手は過去のレースで
金網に衝突してヘルメットが大破したにも
関わらず「大丈夫です」と言い切ったタフすぎるエピソードを持つ。
それは実際のレースでも
普通コースがなければ尻すぼみになってしまう展開でも
タフにこじ開けるし、逆も然りで絶対にコースを譲らない。
まさにメンタルもフィジカルもタフな男だ。
そんな佐々木則幸選手の武器は「捲り」だ。
最近は、追い込み選手に転向しているが
07年のレースで見せた武田豊樹選手、村上義弘選手、
神山雄一郎選手、永井清史選手らをまくり一発で仕留めたレースは
今でも脳裏に焼き付いている強烈なレースだった。
あの捲りはどんな選手も認める最高の走りだった。