
開催初日の前橋競輪G1第29回寛仁親王牌。
G1寛仁親王牌は前橋競輪で1992年に開設されたので基本開場は前橋競輪になっている。
G1グレードレースなのでS級S班の9名が出場。
ほかにもS級1班でも実力も実績もトップクラスの選手我出場する。
本来なら全国プロ(全日本プロ選手権自転車競技大会)の上位選手我出場権を得られるのだが
新型コロナウイルスの影響で全プロが開催中止となってしまったため
その枠での出場選手は今大会は無くなっている。
▼前橋競輪 (10/15)「G1第29回寛仁親王牌」【12R】S級日本競輪選手会理事長杯[16:25]
2019年グランプリと同じ出走メンバーとなった。
1位から5位が二日目のシードレースであるローズカップに出場することが出来る・
グランプリでは1佐藤慎太郎選手がGP王者となったが
今年の活躍を見ると中々厳しい展開となる。
先行日本一と呼ばれる3脇本雄太選手の駆けに前橋競輪の335バンクは相性が良い。
短いバンクだけあって早々に逃げ切っての初日勝利を迎えたい。
番手は8村上博幸選手で落ちてきている戦績的に追走できるのか。
マーク死守することで手一杯となりそうだが
しっかり追走できれば
2松浦悠士選手と5清水裕友選手のゴールデンペアは松浦悠士選手が前。
捲り勝負に出るのか、前を取って逃げ切りを図るかはスタート次第だろう。
出来れば3脇本雄太選手を前には出させてくないので番手の5清水裕友選手の横の動きに注目だ。
北日本の9新田祐大選手と1佐藤慎太郎選手のラインも見逃せない。
直近出場した青森記念G3はワンツーフィニッシュ飾っているので
9新田祐大選手の捲りに1佐藤慎太郎選手がついて行けるのかが北日本の勝利のカギになるだろう。
もちろん9新田祐大の瞬間的なスピードは脇本雄太にも劣らない。
335バンクなのでその刹那のスピードで捲り逃げの展開も。
単騎は4平原康多選手と7郡司浩平選手と6中川誠一郎選手だが
4平原康多選手はGP出場権死守するなら5位には入りたいはず。
競輪選手の中でトップクラスの自在型はこのスピードレースをどう割って切り込むか。
今年も落車が多く中々恵まれない状態で13年からのSS班を死守している。
7郡司浩平選手は初G1タイトル獲得目標なので
残り競輪祭含め2回しかないG1で今回の寛仁親王牌は落としたくない。
好調で成長しているのも戦績的にも表れており単騎なので
身軽さを使ってせめて5着入りは果たしたいだろう。
BKBが狙う買い目はコレだ!
【12R】3連単12点勝負
1着 3
2着 479
3着 14789
前橋競輪場 (10/15)「G1第29回寛仁親王牌」【注目選手】はコイツだ!
12R日本競輪選手会理事長杯

脇本雄太選手
2021年東京オリンピックの自転車競技日本代表となった脇本雄太選手。
どうやらオリンピックが中止となっていたら自転車競技は引退だ。と語っている。
同じく自転車競技チームを引退した河端朋之選手が35歳で引退なので
もう少し脇本雄太選手の活躍を期待したいところである。
自転車競技への熱が本気なため
競輪へのあっせんは勿論少ない。
今年はG1高松宮記念杯競輪で初出走だったが
圧倒的なスピードで完全優勝を飾っている。
高松宮記念杯の完全優勝は23年ぶりの大快挙
そしてグランプリ出場権を獲得した。
オールスター競輪では2年連続の1位で
決勝では松浦悠士選手に敗れたが
先行力が光る走りだった。
言わずもがなでレーススタイルは先行逃げ・捲り。
人類催促に近いトップスピードで今大会も大いに盛り上げてくれるだろう。