
椿賞争奪戦(GⅢ)
今日開幕を迎える椿賞争奪戦。
今記念は今年最後のGⅢだ。
SSでは三谷竜生選手、武田豊樹選手、
村上義弘選手が参戦する。
なかでも三谷竜生選手の状態は上がってきている。
落車の影響で調子を落としていたが、
GⅠ小倉競輪祭では準決勝まで進出していて
状態は戻ってきていると考えて良いだろう。
今年をVで締めくくる事ができるか。
近畿勢でタッグを組む村上義弘選手は
近況成績を踏まえ自力脚がないと見て良いだろう。
最終コーナーから垂れるという事が散見されたので
頭の片隅に置いておいてくれ。
今記念は各地区から猛者が揃っている。
まずは柴崎淳選手だ。
柴崎淳選手は今年総じて状態が良く
その好調ぶりが競走得点に現れている。
一皮剥けた事を今記念でも証明するか。
原田研太朗選手も優勝候補だ。
今月の別府記念初日特選の走りは素晴らしかった。
前々に踏む事ができると
今年43勝を誇る豪脚が台頭するだろう。
多彩な戦法のいぶし銀木暮安由選手も侮れない。
安定感抜群な走りを今記念も見せるか。
一大勢力の南関東勢も見逃せない。
地元の渡邊雄太選手、梁田一輝選手、岩本俊介選手など
強靭な自力型が目白押し。
そうなると中村浩士選手などにチャンスか。
今年最後のGⅢを優勝で締め括るのは誰なのか。
それではさっそく、
椿賞争奪戦の予想をしていこう。
▼伊東競輪 (12/21)「GⅢ椿賞争奪戦」【3R】S級一予選[11:51]
レース展開は4分戦である。
注目は関東ラインだ。
山岸佳太選手が立ち回りの巧さを
発揮し中団の好位置を確保して
ラインを引き連れて捲りを放つか。
そうなると番手の稲村成浩選手がチャンス。
対抗は南関ラインだ。
逃げが大石剣士選手だろう。
直近4ヶ月のバック率、ホーム率共に
ダントツ1位を誇っている。
強襲をかけると番手の成田健児選手との
逆転ワンツーも一考。
BKBが狙う買い目はコレだ!
【6R】3連単6点勝負
1着 17
2着 17
3着 249
▼伊東競輪 (12/21)「GⅢ椿賞争奪戦」【12R】S級初特選[16:40]
レース展開はコマ切れ戦である。
注目は徳島ラインだ。
広島GⅢ初日特選で
豪快な捲りを放った原田研太朗選手が
後方から捲り上げると逆転か。
スプリント力ある小川真太郎選手も続く。
対抗は徳島ラインだ。
このメンバーなら三谷竜生選手が
逃げるかもしれない。
番手は連携豊富な村上義弘選手だ。
村上選手を引っ張ってワンツーなるか。
単騎の柴崎淳選手の動向が気になる所だ。
スピードに乗った捲りは止められない。
単騎で強さを見せる可能性は十分にある。
BKBが狙う買い目はコレだ!
【12R】3連単6点勝負
1着 46
2着 46
3着 159
▼伊藤競輪場 初日(12/20)「椿賞争奪戦」【注目選手】はコイツだ!
3R S級一予選

稲村成浩選手
この選手は高校生の頃から
自転車競技をやっていた選手で
それをキッカケに競輪選手になった。
アマチュア時代の実績は
インターハイの1kmTT種目で優勝、
都道府県大会の同種目で優勝や
世界選手権のタンデムスプリントで準優勝など
世界を股に掛ける活躍をしていた。
競輪学校在学時も競争訓練で
同期生を圧倒する走りを体現し
在校成績1位を収めた。
1着入着回数も68回と驚異的な数だ。
デビューしてから数多くのグレードレースを
制して過去2回のGP出場経験も持つ。
今開催ではベテランの強みを活かした
レースを見せて欲しい。