
この選手は学生時代から社会人まで続けていた
陸上競技のハンマー投げから競輪界に転向してきた選手だ。
ハンマー投げでは
国体三連覇やアジア選手権準優勝、
全日本選手権優勝など数々の偉業を成し遂げてきた。
競輪学校入学の際には適性試験をクリアして
適正組として入学を果たす。
競輪学校在学時は記録会で素人離れした
好タイムを連発しており、更に競争訓練では先行主体で取り組む
メンタルの強さも見せた。
プロデビューしてからも着実に実力を身に付けていき
今回もヤンググランプリに名前を連ねている。
今回のヤンググランプリでは結果を求める走りに期待したい。
▼野口裕史選手のプライベート情報
34歳でオールドルーキーとして
一昨年デビューした野口裕史選手。
陸上競技のトップアスリート時代に築いた交友関係は、
角界に大関の友人や、百獣の王武井壮など多岐にわたる。
プライベートでは一緒に食事に行く様な仲で
トレーニング法を教えあっているそうだ。
今回のヤンググランプリの前も意見交換があっているのだろう。
そんな野口裕史選手の武器は「地脚」だ。
年齢を全く感じさせない果敢な先行策を支えている
強靭な地脚は非凡な才能だ。
業界内、ファンから高い評価を受けている。